11月 4日(土) | ||||||
9:40 | 〜 | 開会式 | ||||
10:00 | 〜 | @ | 津山工業 | 『火星花』 | 作: 延原 彩香(生徒創作) | |
11:25 | 〜 | A | 岡山工業 | 『やっぱりパパイヤ』 | 作: 阿部 順 潤色:岡山工業高校演劇部(既成) | |
13:05 | 〜 | B | 清心女子 | 『Carpe Diem』 | 原案: 田原みのり 作:清心女子高校演劇部(生徒創作) | |
14:30 | 〜 | C | 岡山東商業 | 『回転、または直進』 | 作: 福田 成樹 (既成) | |
15:55 | 〜 | D | 倉敷古城池 | 『贋作マクベス』 | 原作: W.シェイクスピア 脚色:中屋敷法仁(既成) | |
17:20 | 〜 | E | 津山東 | 『約束』 | 作: 宮島宏幸・津山東高校演劇部 (顧問・生徒創作) |
11月 5日(日) | ||||||
9:40 | 〜 | F | 岡山南 | 『O.M.D.C.』 | 作: 岡山南高校演劇部(顧問・生徒創作) | |
11:05 | 〜 | G | 総社 | 『好きにならずにはいられない』 | 作: 安保 健 (既成) | |
12:45 | 〜 | H | 倉敷中央 | 『チキン・カレー』 | 作: 溝口 勲 (既成) | |
14:10 | 〜 | I | 岡山学芸館 | 『魚つきの森』 | 作: 柳 雅之 (顧問創作) | |
15:35 | 〜 | J | 岡山県作陽 | 『待ちの風景』 | 作: 山崎公博 潤色:作陽高校演劇部(既成) | |
〜 | 生徒講評 | |||||
〜 | 閉会行事 |
各校のコメント
@ 津山工 「火星花」 延原 彩香(生徒創作)
私たち、津山工業高校演劇同好会は発足してから3年目。初めてのオリジナル台本を作成しました。この台本作りが次のステップにつながり、これからの津山工業高校演劇同好会を強くしてくれると信じています。今回の作品は「つながる」をテーマに描いたもので、私たちも次につながる演劇ができるように頑張ります。
A岡山工 「やっぱりパパイヤ」 阿部 順/作 岡山工業高校演劇部/潤色(既成)
娘との関係がうまくいかず、悩む父。そんなある日、演劇部に所属する娘が書いた台本を勝手に書き換えたことがきっかけで、学校の練習に呼ばれることになった父。コメディタッチの作品の中に、父と娘の交流を描いた家族の物語です。
B清心女子 「Carpe Diem」 田原 みのり/原案 清心女子高校演劇部/作(生徒創作)
「生きづらさを抱えて生きる人たち」をテーマに、思春期ならではの悩みや葛藤、マイノリティへの偏見や環境保全といった話題を盛り込んで、等身大の女子高生を描きました。多くの人に共感してもらえたら嬉しいです。
C岡山東商 「回転、または直進」 福田 成樹(既成)
普段から私たちの近くにあるけど、気が付かないもの。
私たちは、その大切さに気が付かなければならない。
D倉敷古城池 「贋作マクベス」 W.シェイクスピア/原作 中屋敷法仁/脚色(既成)
とても楽しい作品です!部員全員、苦労しながらも楽しんで練習してきました。今年の夏、皆で精一杯作った動くパネルにも注目して下さい。
E津山東 「約束」 宮島宏幸・津山東高校演劇部(顧問生徒創作)
我が求める友よ いずこ 夜は明けて、心さびしく
時はすぎ 日はすぎゆけど 友はいずこ たずねあたらず
F岡山南 「O.M.D.C.(おかやまみなみこうこうえんげきぶ)」 岡山南高校演劇部(顧問生徒創作)
演劇部って楽しい? なんのために演劇やってるの? なんで演劇部に入ったの?
答えは…見たらわかるだろうか。 でも、「私たち、ここにいたい」
G総社 「好きにならずにはいられない」 安保 健(既成)
東日本大震災でクラスの生徒を失った担任教師の思いを受けて。中国地方に住む私たちにどれだけのことがわかるのか。何ができるのか。震災の記憶を忘れることなく、私たちが伝えられることは。そういった思いについて考え、作品に自分たちの思いをこめて上演します。
H倉敷中央 「チキン・カレー」 溝口 勲(既成)
東京で一人暮らしをしている「たえ」おばあちゃんは頑固でヘルパーの言うことを聞かない。何人もヘルパーが変わり、区役所でも困り果てている。そんな時、北海道から孫娘えりかが訪ねてくる。「たえ」おばあちゃんは孫娘えりかに、死んだ息子(えりかの父親)が大好きだったチキン・カレ−の作り方を教えながら、孫に作ってもらう喜びに浸る。孫娘えりかもチキン・カレ−をつくりながら、おばあちゃんへの理解を少しずつ深めていく。家族の絆、愛情の深さを情感豊かに表現して、観客の心を優しく包みこみます。ゆっくりとご観劇いただければ幸いです。
I学芸館 「魚(うお)つきの森」 柳雅之(顧問創作)
皆さんは、「聞き書き」をご存知でしょうか?話し手の方の生活や考え方、お仕事の話を伺い、歩んでこられた人生が浮かび上がるような文章にまとめていきます。部活動顧問の先生の勧めで「聞き書き」をすることになったはるかは、ある悩みや不安とともに、瀬戸内海に浮かぶ島の漁村に行きました。その村で出会った老人の一生は、戦争や復興期の話から始まるものでした。
*本校医進コースでは、本年度から海洋教育パイオニアスクールに指定され、日生での聞き書きやアマモ再生活動体験を行っています。また、「聞き書き」活動を広められている澁澤寿一先生の講演会も行いました。それらの活動を通して伺ったお話をもとに、様々な「繋がり」を意識することをテーマにした舞台を創作しました。集団演劇として、13人の役者が1時間、舞台で物語りを紡ぎます。ぜひご覧ください。
J作陽 「待ちの風景」 山崎公博/作 作陽高校演劇部/潤色(既成)
とある時、とある場所。 誰かを(あるいは何か)を待っている男と女。
「今この時間に誰かを待っている人ってどれくらいいるんだろう。」
「それと人を待たせていて急いでいる人も。」
「そうだね、たくさんいるよきっと。」
「・・・急いでるかな?」
「・・・きっとね。」